TOPトップ
メッセージMESSAGE
どんなことにも挑戦。
自分で考えて行動しながら
楽しさを発見してほしい。
代表取締役社長
伊藤 啓

垂直型経営により
事業の幅を広げ
安定した成長を継続
リカーマウンテンは、お酒をコア事業に垂直型経営で幅広く事業を展開していることが特長であり、大きな強みになっています。輸入、製造、OEM企画、卸、小売り、EC事業、飲食、そして世界各国への輸出にも力を入れ、ウイスキー蒸溜所やビール醸造所を設立してオリジナル商品を開発。自店に留まらず、大手のスーパーやコンビニエンスストアなどにも自社商品を提供しています。少子高齢化に伴い、酒販業界は厳しい状況にあるものの、店舗数は全国190店以上にのぼり、2024年度は過去最高の売上高を達成。利益率は業界トップクラスの水準を維持しています。これからは新業態の店舗開発や出店はもちろんのこと、レストランやバーなどの飲食事業、オリジナル商品の開発と輸出事業を強化し、さらなる発展を目指していきます。

唯一無二の商品づくりで
他社と差別化を図る
当社が創業した1990年代はディスカウント店が流行した時代です。当時は酒販業界の規制緩和の波に乗り、価格追求をして大量に販売する商売を手がけていました。しかし、大手GMS(総合スーパー)の台頭により優位性が危ぶまれるなか、私たちは“本質を知る”ために巨額の投資をして長濱浪漫ビールを設立。ビール(原料)の製造、流通、価格設定など売り手と造り手の両方の視点とノウハウを養い、今ではビール、ウイスキー、焼酎の製造、酒造メーカーとのコラボレーションでオリジナル商品を数多く発売し、銀座の有名店やミシュランの星付きレストラン、外資系ホテル向けの商品も開発しています。このような商品は代替性がないため、価格競争に巻き込まれることなく、お客様をより深く知り、長くおつき合いを継続できることが強みになっています。
グループ企業で広く
商品を提供することで
市場を一気に広げる
当社が業績を伸ばしてきた要因のひとつは、お客様を第一に独自の業態を確立したことです。店舗は一般のお客様向けの郊外型「グローカル店」と飲食店向けの繁華街に立地する「花街店」があり、営業時間や品ぞろえ、サービスなどはすべて異なります。この2つの店舗業態、EC事業、業務用事業のそれぞれに本部長を置き、独自の戦略を企画・実践しながら顧客ニーズにきめ細かく対応しています。それでも自社直営店のみでは限界があるため、酒類卸をグループ会社にもち、そこから広く酒専門店、全国チェーンのGMSやコンビニエンスストア、ドラックストア、百貨店などに自社オリジナル商品を提案営業しています。1つの商品が自社のみで売っていた時と変わり、数多く売れるチャンスができ、事業拡大の牽引力になりました。さらに取引先の厳しい品質基準をクリアすることで商品が洗練され、商品力の強化に繋がっています。

人生の節目を演出する
人々の記憶に残る仕事
嗜好品であるお酒は、なくても生活していけますが、結婚式や大切な記念日に彩りを与えてくれるもの。お客様は、「父の日にプレゼントをしたい」「お正月をみんなで祝いたい」とわざわざ酒販専門店である当店に足を運んでくださいます。私たちの使命は、それぞれのお客様に合った“いいもの”を提供すること。特に父の日や敬老の日、年末年始といったイベントの時期には、本部で何度も意見を交わしながら仕入れ商品を熟考し、店舗では魅力的な売り場をつくり、お客様に直接ご提案します。このように人生の節目を演出し、「あのとき、こんなお酒を飲んだよね」と多くの人たちの記憶に残る仕事に喜びとやりがいを感じます。今はAIが急速に普及していますが、私たちの仕事はデータだけでは判断できない、人と人との関わりにより成り立っていると考えています。
自由度の高い職場で
自分らしく活躍しながら
誰もがチャンスを掴める
リカーマウンテンの特徴は、自由度が高い風土であること。一般的に小売りの店舗では棚割が決まっていますが、当社には決まった棚割はなく、各店に大きな裁量を与えています。独立採算制のもと、年齢を問わずに昇給・昇格のチャンスがあり、1年目で店長に抜擢された社員も少なくありません。ぜひ、みなさんにも失敗を恐れずにチャレンジしてほしいですね。人材育成に関しては店舗が基本になります。まずは自分で考えて行動しながらスピード感とクロージング力を養い、将来は店長やブロック長などのマネジメント業務、バイヤーなどの管理部門での活躍を期待しています。私は現在、MBA(経営学修士)の取得を目指して大学に通っていますが、その知識を活かして日々努力しています。これからはお客様と接点の近い飲食事業をはじめ、現在グループで保有していない酒類カテゴリーの製造事業の取得、輸出事業にも力を入れたいと考えています。一緒にいろんなことに楽しみながら挑戦し、お酒という嗜好品を広く楽しんでいただける発信を行いましょう。
